おれの父ちゃんサラリーマン!
「おれの父ちゃんサラリーマン!満員電車が我が人生。足を踏まれて頭を下げて。終点前のマイホーム。空気はうまいが街へは遠い。
父ちゃんはなぁ父ちゃんはなぁ父ちゃんなんだぁ。
うちの父ちゃんは日本一!残ったローンも日本一!あーあ、おそまつ!」
ってな、うろ覚えながらおそまつくんのオープニング曲である。再放送を見た我が子が耳コピしてしまった。
毎日、朝から大音量で歌うのだ。
なーんか微妙。
岡田元代表監督にチェンジされるカズのようにオレ?本当にオレのこと言ってんのかぁ!?とミーに親指を突き立てる。
おい、こんな歌つくんなぁ!
本の帯に惹かれて重松清の流星ワゴンつう本を読んだ。
リストラ、家族崩壊で夢も希望もなくした自殺志願のリーマン父さんが、終電後の駅のロータリーでたまたま親切に乗せてもらった車は5年前に事故死した父子が運転する幽霊車だった。
父親とは家族とは?
悩める父さん世代に贈る本当の愛の物語つう感じだった。
おれはどんな父ちゃんなんだろか?
街の理想はたけしだったり所ジョージだったり最近だと渡辺謙だったりするらしいがオレはできれば白洲次郎になりたい。
なりてぇなぁ。
でもおそまつくんの歌みたいなんだよなぁ。
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