思えばちょど20年前に社会人というやつになりました。

社会人になる前に、ぼくは当時バイトしていた編集部の尊敬する女先輩約10歳上当時30歳の女性編集者に社会人になる心得を説教されました。

それは2つの教えでした。

「これからあなたはいろいろな人と会うでしょう。あなたはその人たちを名刺で判断してはいけません。肩書きで人を判断したら多分あなたはあなたらしくなくなるでしょう。」

「もうひとついいます。恋をしなさい。今日がすべて、明日なんて来なくてもいい。そんな情熱的でのめり込む恋をしなさい。」

がーーーーん。学生の僕には本当に衝撃的な教えでした。

あれから20年経ちました。

今でも思うけど、このふたつの教えが僕の社会人生活を支える教えでした。

彼女は本当に素晴らしい女性でした。

彼女に憧れている男性の中には今も最前線で活躍するミュージシャン、ファッションデザイナー、映画監督が居ました。

その取り巻きのひとりであるとんでもないビッグネーム、ドイツの映画監督ヴィム・ヴェンダースの映画を20年前の社会人になる前夜に僕は日比谷の映画館でひとり見ました。

タイトルは「夢の涯てまでも」。

内容は覚えていません。
でもぼくが教わった2つの教えを結ぶ答え、それが「夢の涯てまでも」というタイトルにこめられている気がして見ていました。

仕事と恋。
古来から万人に共通する悩みだと思うのですが、
尊敬する先輩の教えは、ぼくに妥協を許してくれませんでした。


その結果、仕事であう人たちは肩書きに関係なく気合の入った人を好みます。

恋で言えば、イタリア人のような情熱的な出会いと恋をしたかみさん、弘美。
明日がないどころか、その後もジェットコースターのような上がったり下がったりな人生をともに歩んでいます。
この場で詫びます、すまん。きみは損するタイプだ。計算ができない女だ。


さぁ開き直るようですが
こうなったからには涯てまでも生きましょうお会いしたあなた、あなた、あなた方よ。。。

涯て、、、、でも、その言葉の前にある「夢」が僕を前に進ませるのです。夢の涯てにある未来をともに生きましょう。

それを映画のセリフ調の言葉に表すのであれば、、、、

マストロヤンニでありフェリーニを気取りますが

出会ったみなさんよ!


「人生はまつりだ、ともに生きよう!」。


さ、難しいことは置いておきましょう。


「人生はまつりだ、ともに生きよう!」

ともにいきよう!ともにいきよう!これからもよろしくお願いします!