好みの問題

tactnet2004-03-15

木曜日の話。

昨朝、会社のシステムが復調した。
全然寝てなかったので泥のように眠りについた。安堵。でも身体臭い。
ネットを通じて商品を売る身なんで、本当にシステムは要潤だ。
とは言え修繕中、緊迫ばかりではなかった。深夜に空き時間があったので後輩がヤフーパーソナルを見始めた。
写真つきの出会い系みたいなの。
三人いたのだが、三様に性格がでる。
女の子が1000人以上対象に上がってきた。
そうすると最初の100人くらいまでお互いおっかなびっくりに、「この人かわいいね」て、いわゆるみんなが思うかわいい娘を言うのさ。
最初はI君だった。「ちょっとこれいいです。」
メガネの子だった。
うん、いいねインテリっぽい。と俺。
でしょう!とI。俺メガネが似合う子好きなんですよ。
へぇと俺。
その時の彼の安堵感を読みきれなかった。
次から彼は安心してフェチの世界に入っていった。

おっ、これは!と俺。
えー、そうですか?なんか目が離れていてカエルみたいですけどとY君。
そうかな、かわいいけどな、と俺。
いやカエルですとI。俺はカエル顔が好みらしい。
さて500人を超えた。完璧に趣味が別れた。Iはメガネ。俺はカエル。Yは未だ好み分からず。
どんどんスクロールが早くなって、アド街の女性が瞬時に一杯でるような画面展開にも関わらずIはメガネを探しだす。しかも結構不細工でもメガネがいい感じならばOKなことが分かった。
俺は本気でかわいいと思っても、「またカエル!」の二人の一言でかたづけられ始めた。つまりIと同じ穴のムジナ。
Iと俺の互いのヒットするさまはカエルメガネメガネメガネカエルメガネメガネカエルみたいな感じ。しかし結局、Iのセレクト、俺のセレクトは万人の共感にならず、しかもY未だ無し。
女性を最後まで見てしまった。
Yがひとりもいないようだ。
俺らがこんな恥かいているのに、お前がひとりもいないのは解せん!タバコ吸ってくるから決めとけって言ってプハーしてきて見たYセレクトは美形オンリー。
だよね、俺もこんな人がいい!
ってもう遅かった。わたしカエル顔好きらしい。
TedTak.au