モンシロ・未完成

はじめに。
携帯で打つのって疲れる。

岡村靖幸、ついにシングルカット！
しかも何故かデフジャムレーベルからのリリースで。
ヘェ〜何故？な感じもありますが、自らCDの帯にデフジャムってどんな会社？ってあったのに笑わされましたので全てOKです。
人生で岡村ちゃんには三度驚かされてます。最初は15年くらい前。
岡村聞いて男のかっこよさの基準が全く変わりました。いいんだ泣き言言っても。ジタバタするカッコ悪さがあっても。
何しろそれまでの男と言えばシブガキ隊、嶋大輔ですから。ジタバタするなよだし、笑わせるぜ下駄箱にラブレターなんてだし、ツッパることが勲章だし、泣きたくなるよなつらい時があっても頑張ってきたですから。
それがいきなり岡村ちゃんの登場で、君が大好きだし、平凡な自分が本当は悲しいだし、辛いことばっかりならあきらめてかまわない大事なことはそんなんじゃな〜いですから。
これはエポックメーキングな出来事でした。そんな岡村にやられた連中を僕らはヤスユキストと言っておりました。思うとあれは苗場で今はフジロックやってたあたりを車で走っていて初めて聞いたんです。何度も何度もカセットで。だから毎年フジに行くと連鎖で岡村思い出す。

次のびっくりは7年前くらい？岡村ちゃん活動休止を経ての、久々のリリース、「ハレンチ」でした。
本当に久々にリリースされた、その内容はやっぱり学園ものでした。
あのキョンキョンでさえ学園天国改めで、藤原ヒロシプロデュースで匂いを変えてた矢先です。
おい、お前いくつだよと社会の辛酸をなめはじめた頃の僕はガッカリしました。
変われよ、岡村！と本切羽のスーツの袖口二つまでボタンを外しながら思ったりして。（本切羽、憧れました。いまやどーでもいいけど）
で、しばし聞かなかったものです。

そして今です。変わりゃしないんだ、こやつは。曲に学園もの出てくるし。

びっくりしたのは自分さ。
聖書という曲に出てくる同級生のティーンエイジャーギャルを奪う35歳の中年の歳に自分なるじゃんか。

なのに35歳の実感まるでないんだ。
気持ちは永遠のティーンエイジャーなんだ。恥ずかしながら。
やっと一回りして結局、岡村にちょっと近づいてるんだ。ありがとう全然大人になれなかったよ私。

で最新作。今回は「未完成」をお勧めします。
去っていった彼女を想う歌なんだが、前提として相手がまだ自分を想ってくれているのではという仄かな期待に基づいたその虚しさを見事に歌っているバラード。

なんだかCDレビューみたいだな。
ちゃうんだ！聞いてほしいんだ！
未練と後悔と諦めをパッケージしてるもん。これが結局、人間だぜ。
必聴求むー！
多分、なんて自分勝手な歌だろうと思うと思います。思うと思いますが！いつか結局芯食ってる内容だと思ってもらえるとです。

追記・友達、門仲太郎より情報あり。嶋大輔は門仲在住だそうです。これにより先住民、甘味ゆはら経営、安岡力也の内田組と、嶋の銀蠅組の抗争が激化しそうだ！どーする嵐！翔！（注ジャニーズじゃありません。）深作監督亡き今、メガホンは誰が！？
これをネタに官九郎、本書きはじめました。全身全霊で歌ってくれ〜。
俺、演出する〜！
TedTak.au