自分を振り返る

ライブドア、ニッポン放送・フジテレビに見られる事象は、良し悪しは別としてルールとか常識とかを本当に考えさせてくれます。
当事者の方々ガンバレ！としか言えないですけど。

最近、ずっと外に出ていて、ゆっくり自分を見つめ直す時間がとれてませんでした。
しかも１日が早く過ぎていくので余計そうです。今夜は考えてみます。

僕は多分、嘘とかハッタリが嫌いで、そういう意味では社会生活においては割と不器用なタイプであります。

なので今まで、ここでルールが破れれば、ここで枠を壊せれば、もっと楽しいのに!ということが、よくありました。その度に悩みました。

最近悩まずに、それをやったりします。プチ自分の枠壊しってヤツです。

そうすると結構俺ってやな奴だなぁと思います。

枠を壊していくと心が鈍感になっていくことに気づいてきました。

しかも思いを心の外に出すので敵が増えそうです。

しかしそれも経験しないとわかりませんでした。
とことん付き合って飽きるまで外とそして自分と戦います。

さて、息子の進路でかみさんは保育園の園長と話したところ、大変自由な校風の私立小学校を勧められたそうです。
わずか四歳に教育のプロが言うのです。
どうやら息子は規格外のようです。

僕の中にあるもっと自然にもっと自由に生きたいという思いが天然で息子の中には備わっている。

素晴らしいと思いました。そして憧れました。

でも僕もその昔、天然だったはず。

知らないうちに自分を随分脆い自我で築いてしまいました。

昨日、後輩の男と真剣な話をしました。

かれは死んだように生きたくない!生きるから結果として死ぬんだ!だから今の環境を変えたい!熱く生きるんだ!というようなことを言いました。

僕は学生の時から彼を知っていて、彼をとても心配に思っていました。

年は随分違うのだけれど、僕と彼は似ていました。

学生時代、くだらない大人が多いと思っていたこと、そして根拠のない自信をたっぷり持っていたこと。

僕らはいくらでもやり直すし、いくらでも次に進めるのです。

ただやっぱり進むほどにちょっとだけ孤独になっていきます。
言いかえると自信がなくなったりもします。
これでいいのだろうか?と考えたりします。

枠とか常識とか他人が決めてくれた範囲内で生きるほうが楽です。

自分の心と向き合うのが実は一番大変です。

お前はどうなのよ?
と自問自答します。

自宅まで、雪をかき分け今歩いています。
雪はいっそう強くなってきました。

誰も踏んでいない雪道をただ歩いているのです。

TACT/moBILLe＋.
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