あなたが人を裏切るなら僕は誰かを殺してしまったさ - テディタクリービルの「いつかの日常のために」

僕は妻や子ら家族にとって、全然いい父親でなくいい旦那でもありません。

仕事で帰りは遅いですしそのくせ金遣いは荒いし、本当に泣かせてばかりです。
泣くつぅか呆れてるかもしれません。

ごめんなさいって思うんだけどダメな自分勝手な人間です。
並の神経なら三行半確実!

仕事で人に接している時に、その人たちに言える「ありがとう」という感謝の言葉が素直に身内には言えません。

逆に憎まれ口や横柄な態度しかとれません。

なのに、身内知れぬとこで、さだまさしの関白宣言をカラオケで歌う度に僕は泣きます。

忘れてくれるな〜ってヤツ。
これで泣いてます。

この思考がすでに自分勝手です。笑

今朝、めざましテレビを見ていたら、東京で一人暮らしを始めた息子や娘たちに実家の父母たちから送られてきた荷物はどんなんかというのを紹介していました。
おふくろの味だとか余計な便利グッズなど心のこもったありがた迷惑品がどの子供たちにも入っていました。

思いはあるけど本当にセンスがない品々を見て朝っぱらから泣いてしまいました。

愛情って相手をおもんばかってする最大の独りよがりなんだなぁと思いました。

それを無償の愛というのかもしれません。

僕は今、随分矛先の違う愛情感をこの場で展開しています。

いびつでひねくれています。でも芯はピュアなんです。

ジョンレノンのように世界にむけて高らかに愛を歌えないし、ましてや世界の中心で愛を叫べないです。

脇とか隅で叫んでいます。
僕は親しい人、愛する人にありがとうはなかなか言えないけど、だけどごめんなさいは言える。

いつもごめんなさい。

それが僕が書ける妻や子への精一杯のラブレターなのかもしれない。

しかしそのラブレターは一生届かないかもしれないし、いらないかもしれない。

だから僕は勝手に歌うんです!(サンボ山口風入る)

え〜とマスター、それじゃあミスターチルドレンでNOTFOUNDをお願いします。

僕はつい見えもしないものに〜