親父の背中が見せられない - テディタクリービルの「いつかの日常のために」

tactnet2005-05-23

はずすんなら外せコノヤロー

上司である取締役に暴言を吐く夢を見て、その声で家族中を起こすマンデーモーニング。

テディタクリービルです。
正夢にならないことを祈ります。

土曜日に多摩動物園に行った帰りの時の事。

出口の前で人だかり。

何かと思えば大道芸。

ゆるいおっさんが何やら風船を使ってパフォーマンスしてます。

うぉ古〜い!

この我が愛する土地、多摩地方だったから良かったけど都心じゃシカトな芸!

汗かきかき40半ばの細身のおじさんクラウンがやっている横でせっせと道具をおじさんに渡すは小学五年生といった風情の男の子!

息子だ。おじさんの息子だ。

もうその姿で涙腺スタンバイ。以降、子供に注目。

おじさんが皿回し。
息子はニコリともせず離れたところからおじさんと観客の様子をカメラでパチリ。

さらにおじさんが皿を高いところに上げきると布製の長いテープを日本一とばかりに空中へ。
やはりニコリともせず。

いつもわかっている体にしみついたルールを淡々とこなす息子。

泣けてくるぜ!

親父と息子の二人三脚!

とか思ったんだが、今どき大道芸一本でメシ食ってるやついるのか?

意外にこういうやつらは道楽だったりしない?

金持ちの道楽で「オーナーやめてくださいよ、人前でパフォーマンスするのは!」とか周りに言われてるかも!

もし孫正義がモンマルトルで東京コミックショーしても現地の人分からないだろうしなぁ!
かわいそうなムッシュだとか小銭入れられちゃうかもだよな〜。

立ち位置はどうあれ親父の背中が見れる仕事についてる人はがんばりやしょー!

俺、昨日初めて子供と各々の自転車で買い物に行きました。

補助輪付きの自転車の息子に自転車のイロハを教えようと。

でも併走して少しでも前に出ようもんなら「パパ〜!パパはイッセイのうしろ〜イッセイが一番前〜!」

と全く思惑と違って親父らしさをアピールできませんでした。

プライベートでも親父の背中を見せるのは難しいです。