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森山直太郎のアルバム、新しい香辛料を探して、だったかな?
このタイトルは大航海時代になぞらえて、多くの冒険家が旅立っていったことを言ってるんだよね。いつも冒険、いつも発見をという精神を持つ意味で、きっとつけたんだよね。
本当に、スパイス好きだからじゃあないよね。
でも当時の人たちも、はじめから香辛料を求めて旅をした訳ではなく、たまたま着いた先で出会ったり、それが遠くの国でお金になったから、次から香辛料を求めて旅したりしたんだろうね。
しかしクレイジーだよね。見知らぬ世界に旅立つなんて。この海の先に何があるのかわからないし。

そういえば直太郎と言えば健太郎
清水健太郎また捕まっちゃったね。
健太郎、彼こそは、いつも地のままで、新しい香辛料を探しているよね。
もっと刺激をもっと快楽を。
もっといいスパイスないかなって探している。たまたまスパイスが不法なだけでね。
日本も彼と彼の友達だけ許してあげればいいのに。
もしかしたら現代のバスコダガマやマゼランかもしれないぜ。
彼が当時の人だったら、真っ先に船乗って海に出ちゃいそうな勢いあるよね。
新しいオクスリを求めて。
力也、松方、梅宮。みんなその船乗ってそうだよね。
キャプテン内田で。

帆のてっぺんの棒の上で双眼鏡のぞいて安全確認してるのは松崎しげる。(彼は後に世界各地に子孫50人を残す)。

港の見送りに哀川翔がいる。
まだ偽物だから船にのっけてもらえない。「翔坊、そんななまっちろいと外じゃあ生きていけないぞ。スパイスガンガン食って体重増やしとけよ!」健太郎が翔に言う。
わかりました〜お気を付けて〜!
わんわん泣く翔。となりでキョトンとする中山秀(1980円アロハに胸毛チョロ出し)に、テメー、兄貴が泣いてんのに、なにしとんじゃ〜。翔に殴られる秀。
そんな彼らのドタバタを後目に船は出る。四度目の世界航海に。

アルバムタイトル新しい香辛料を探して。
現代のタローこと、直太郎は随分スケールのデカイタイトルをアルバムにつけたもんだ。
一方、昔のタロー、健太郎失恋レストラン。随分ショボいタイトルをつけたもんだ。
しかしなぜ失恋バーやクラブやパブでなくレストランだったんだろう。
25年経ってやっとその答えが出た気がする。
直太郎はぜひともいますぐ失恋レストランに香辛料を持っていってくれ。
健太郎はそんな直太郎を待っていて、恋のスパイスを探している。
お世継ぎが出来て安心しちゃったんだね健ちゃん。
そうだよな、健ちゃんも目つきは悪いけど普通の青年だったもんね。直太郎も好青年だけど、いい目つきしてるよ。
新しい香辛料を持った直ちゃんで失恋レストランは引き継ぐからね。しばしおやすみ、健ちゃん!
それが代々、タローを名前に持つものの宿命なんだから。
TedTak.au