ペイイットフォワード

週に1回、子を保育園に迎えにいく。
どんなに忙しかろうと保育園は待ってくれないし、子も待ってくれないし。

会社を辞めた奴らの仕事を入れると3人分はこなさねばならず、残業は当たり前なんだが迎えに間に合わない。いたしかたない、行くしかない。

でも仕事は残る。しかも便利な世の中だから、携帯はひっきりなしに鳴る。
マックで子供にハンバーガーを食べさせながらその電話に応対している。

子供が悪い訳じゃないのになぜか子にイライラしたりする。

そのイラツキと反省を繰り返すうちに、やっと人間らしさを取り戻していく。

あ〜よかった。人間に戻れた。
それはいうなれば会社人間から社会人間になった感じ。普通のオッチャンになった感じだ。
自分の狭い世界でクルクル回るサテライトから、街だとかコミュニティだとかいろんなフィールドの人と共生してる感覚が戻る。

これは自分が結婚しているからだけではない気持ちだ。昔から自分にある感覚だ。
ふと頭に浮かぶ人たちだけでない世界と自分はリンクしている。もしくはそれらに影響を及ぼすのだ。
だからちゃんと生きよう!
とベースは思ってる。
ちゃんととは何かは、映画ペイ・フォワードみたいなことだろう。良いことをシテモラッタラほかにもシテアゲルの精神。

朝から真人間みたいなことをのたまわっているが、どうせ夜には酒の神が降り、キャバクラ星人と戦うウルトラセブンだ。

TedTak.au