フジレークフェスティバル〜2

tactnet2004-06-18

釣果は2匹。しかもブルーギルだった。
>バスは釣れず。

>どっぷり陽が落ち、夜の帳が降りる。俺らは蛾のように、光にひかれ河口湖レークホテルに入った。
>ここのホテルは何もかもが懐かしい。昭和感がタップリある。
>昭和ンリゾートとはこういうことを言うのだろう。湖岸に隣接する低層ホテル。温泉、ゲーセン、バーテン。最高に郷愁誘われるファクターがつまったホテル。もろ70年代のり。
>バブル期、湾岸にあった、トーキョーベイゴーゴー、ハーバーライツといったコンセプト温泉バーがリアルにここにある。その名も「バー湖岸」。湖岸が見えるバー。重厚な重役向け皮ソファーたち。でもなぜか下品なライティング。
>ウヒョー涙出るぜ。

>水色のライトに照らされたでっかいお洒落水槽(ニモはいない。シーラカンスみたいな鯉4匹)が置かれたホテル内の中華料理店で、メシを食らう。結構うまい。

>「今日は9時から夏祭りですので」と中華料理屋の店員が言う。「初めての試みですので是非ごらんになってください。」
>館内放送が同時に流れる。「本日、テラスのほうで夏祭りを開催いたします。ライブあり、ビールあり、是非ご来場ください。」
>ちょっと行くかと、ゲーセンやら、バー湖岸やら、溶岩風呂入り口やら、マッサージ機を抜けて、テラスに出た。一面、芝生で、湖はまん前。最高のロケーションだ!
>うわぁ、しかし手作り感たっぷりの屋台。そしてステージ。なんか泣けてくるなぁ。昔の人たちが考えるハレの場って感じだ。今時のエンタテインメントではない。
>催し物は太鼓らしい。大も小も太鼓がいっぱいある。

>館内に大声が響く。夏祭りをオススメしている社員たちの声。
>さっき中華料理の店員は言っていた。今日の出来で今後の継続が決まるらしい。
>続々集まるお年より。あれ、さっきは若いカップル結構みたんだけどなぁ。やっぱこないんだな。

>支配人が挨拶をして、夏祭りは始まった。
>ホテルは由緒正しく、料理自慢であることを、冗談マジリに言う。早くやってよとかいうヤジも飛ぶ。
〜つづく〜
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