真冬のタンクトップ

街中でタンクトップの男子を見ると反射的にオレンジレンジを思い出す、歌い出す今日この頃です。
街にはレンジが溢れています。

恥ずかしながら僕は買いました10年ぶりにタンクトップ。深層心理としてレンジへの憧れがあるようです。

まぁ僕らの時代は真冬のタンクトップ、羽織るはムートンのB3なんてな手合いでした。

自分はなかったけどテコンドーって奴はいつもそういう格好だったなぁ。テコンドーは近藤つうんだけどガハガハ笑いながら手でバシバシ人をタタイテくるので手と近藤でテコンドーだった。まぁあだ名はそのレベルでしか付ける頭ありませんね。なにせ口癖はなになにしてチョンマゲとかほざいてた世代すから。

でテコンドーはインテグラに乗り、クリスマスにはドライブして彼女に花束やら指輪をベイブリッジで渡すような奴だった。
記憶が正しければ緑セーラムの箱に赤いリボン掛けて(クリスマス色です)中にはリングみたいな。彼女タバコ安いガッカリ、いや中にカラカラとティファニーみたいな、さらにトランクは花だ!ってねぇアナタ。

ロマンチック馬鹿!

いやいや嫌いじゃないんだけどトゥーロマンチック。

忘れてました。

セーラムから取ったリボンは彼女の首に結びます。

もう止めてくれ〜って感じですが現代のオレンジレンジくんはここまで濃い果汁は絞らねぇだろうな。テコンドー、そんとき真冬のタンクトップだから。傍らにボンバーあるからね安心。もぉ冬のドナタ?変態ギリギリだ。

まぁかつての若者、今おっさんはこんなだったから今も元気なわけだ。

でもう一人のかつての若者の僕はタンクトップを今着てみたのですがなんというかブルースウィルスっぽい渋いおっさん味も出ず、間違いなく兵器マニアっぽいというか古くは元双羽黒の北尾っぽい感じにまとまったので家を出ることなく着用は諦めました。
痛いことにその時にキャップもいきました。
斜めかぶっときました。
もぉ塚地くんですよ。

オレンジレンジ、若さの象徴。

レンジな彼らと10年後に会いたい。
話したい。
また夏が終わっちまうぜ。
TACT/moBILLe+.