父と子

短歌『似てくるか?
おれはあなたに
似ているか?
息子達への
幸せ願い』



こんばんはTOKIOテディタクリービルにございます。


長男イッセイ、明けて今日入学式です。

もうすっかり小学生なんです。



時の流れが早いです


さてさて
この間『地下鉄に乗って』を見ました。浅田次郎の原作の映画化です。(本文中、特にネタばらししまへん)



原作も読んだのですが映画も見たくて見ました。


華麗なる一族』にせよ『地下鉄に乗って』にせよ父親と息子の確執や断絶がテーマであります。


なんかその手のドラマが好きです。


僕も父親と遊んでもらったり可愛がってもらった記憶があまりないからなのかもしれません。(昔も今も縁薄いし)



だからなのか自分はいまいち父親という役割がうまくできません



そんなときには地元の友達のたてちんを思い出したりして


彼の立派な父親の役割を真似したりしています


またはサザエさんの波平なぞも時にはいいのかしら?いや所ジョージみたいなほうが?とかじたばたしています。




昔、『親を越えてはいけない』


学歴も収入も社会的地位も親を越えるな!という教えが我が家にはありました。


中学生の時に真顔で言われて全てがいやになり狂いました(笑)



まぁ親の教え通りに学歴も社会的地位も収入も親を越さず生きてしまってます



が一点だけ勝ってしまいました



人間関係です。



これぶっちぎりです。



思えば実家には来客があまりありませんでした


寂しい家でした



旅行もつれて行ってもらったのは1度2度あるかないかです。




でもです



いまこんな年になっても




初めてであり最後である家に来た父の友達のことを覚えているのです



旅行もです

電車に乗るところからごはんを食べることまでつぶさに覚えているのです



キラキラキラキラ輝く思い出なのです




これから僕の息子は成長していくでしょう


つまりは正比例して僕は朽ちていくでしょう


ですがいつまでも脳裏に焼き付くような思い出を我が息子には与えたいです。




でもでも本当は自分が一番子供ながらに嬉しかったのはそんなプライスレスな非日常よりも


帰宅途中に路地の曲がり角から聞こえてくる父の鼻歌でした


あれは


『星の流れ』


にでした




『おとうさんが帰ってきた〜!』


と思ったものです


戻りますがイッセイが小学生になるのです

改めましてご指導してやってくださいませ


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