白洲次郎とそのチルドレン

息子の小学校には「オヤジの会」というものがあります。

これは小学校の創立40周年を記念して、自然の大切さを教えるために3年前に子供たちのオヤジたちの有志で作られた団体です。

オヤジの会と名はついていますが参加するのはもちろんオフクロでもいいわけですし、オニイチャンでもオネエチャンでもいいわけです。


オヤジの会はまず校内の空き地にカブトムシ園を作りました。カブトムシを育てるためのおおきな箱をみんなで作りました。

そして立派にカブトムシたちは成長しております。

つぎは野鳥が休める場所をつくりました。


そして今度はホタルが生息できる池と米を収穫できる田んぼを校内につくろうとなりました。


今日、ぼくは初めて参加させてもらって池を渡す橋を作るお手伝いをしました。

非常に重労働だったのですが、とっても清々しい気持ちでした。


その清々しさの元は一緒に汗を流したお父さんが休憩中にいっていた言葉に集約されるような気がしました。


「この会は上のおにいちゃんやおねえちゃんが悪いことしたら下級生を叱るから、ぼくらが自分の子供を怒ることがないんですよ。他の子供を注意することはあっても。」


ドジョウやめだかを追ってドロまみれで汗まみれの子供たちの中にも立派に社会に出て行くための規範をこどもらみんなで作っているようなのです。


誤解を恐れずに言うと学校とはただの箱だと思っています。その箱に必要なのは確かに先生という存在であります。


でもそこを彩るのは他でもない子供たちです。その子供たちがイキイキとするためならば親たちも頑張って先生たちに刺激を与えないといけないのです。

でもここの先生は非常にこの会に協力的だし、HPをみているときちんと主義主張がある学校だなと感じました。


ただの公立ではありますが、非常によい小学校に入学できてよかったと思いました。


ぼくも時間ある限り、この活動に参加していきたいと思いました。


オヤジの会にはマスコミがいて、水産科学のプロがいて、農業のプロがいて、工事のプロがいてと非常にバラエティ豊かでして自分のプロ度が少なくていやなのですが、、、、、、愛嬌と力はあります!よろしくどうぞ!

ですかね。


追記
先日、旧知のM本さんとお話をしていて昔の日本みたいに思いやりに満ちた国に今一度この国をしたい!なんてことで盛り上りましたが、M本さん!この活動なんだかそんな一歩な気がしてならないんですよね。




それとこの小学校付近の有名人といえば白洲次郎なんですが、さすが次郎さんのお膝元。田舎ながらも肝の据わった大人が多いこと・・・・


今日は次郎さんがどこかからかニコニコしながら僕らをみてくれている気が本当にしたのです。

なんでだろう?と思っていたのですが昔の日本が変わらずここにあるからなんでしょうね。


次郎さんが言われいた、「カントリージェントルマン」。田舎にいながらも中央の政治(日本)を気にする大人。
そんな大人があなたの家の近くにはまだいるようなのです。◆TeddyTaclyBill'S HP
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