ルネッサンス自分
最近また人知れずインターネットで調べた。
人びとが口にする『ルネッサ〜ンス』という言葉について
調査結果によるとどうやら髭男爵というお笑いコンビのネタらしい。
早速YouTubeにて動画を確認。
ルネッサ〜ンスの掛け声とともに男性二人組登場。中世フリフリ王様ファッションに身を包みワイングラス片手に貴族の漫才。というコンセプト。ツッコミのたびにワイングラスを乾杯。
ちょっとおもしろい。
いや彼ら流にいうと
『ちょっとおもしろいやないか〜い』。
このあたりのくだりがオヤジ週刊誌のコラムみたいで泣きたくなるがとにかくルネッサンスの謎が解けたわけだ。
さて
土曜日の晩に伊豆のサイクルセンターでやったメタモルフォーゼに行った。(この日の他のおもろな出来事についてはまた別記します)
メタモルフォーゼはハウスミュージック系の一大野外レイブである。
髭男爵は知らないがメタモルフォーゼに行く。この文化観の落差にしか自分のアイデンティティはもはや保てない。
笑いは知らないがハウスは知るみたいな。
でもメタモルフォーゼは仕事で知ったわけだから個人的には知る由もないわけだからやはし笑いは知らないし時代に乗り遅れてる中年に『間違いない』。
そう間違いないといえばそのネタをやってる長井某は知ってる
長井自体が古いのか?しかも某ってなんやねん!
結果とにかくおれは中年だ。
そんな中年だからメタモルフォーゼの帰り道。オール明けの朝の沼津からの帰路は眠いわけだ。
運転中に眠くなりウトウトした自分。
ヤバいマブタが閉じる。
もう1人のおれが急に一言言う。
『あぶないやないか〜い』
おぅ髭男爵ツッコミだ
自分の声に眠い自分がウケてる
続けざまに
『右曲がるんやないか〜い』
『トイレいくんやないか〜い』
『時速120キロやないか〜い』
中年男が1人クルマの中で野太い声で自分にツッコミ。
眠気は飛ぶ飛ぶ。
家路につくころはすべてに貴族ツッコミ。
橋やないか〜い
セブンやないか〜い
信号黄色やないか〜い
CD終わったやないか〜い
坂あがったらうちやないか〜い
左やないか〜い
クルマ一度前に出してバックで駐車するやないか〜い
すべての行動に髭男爵リミックスを施してみた。
いまのおれおもろい
完全にパクリなのになぜか元気模様の自信満々。
そして帰宅して中年貴族は元気いっぱいに武士の本『のぼうの城』を読みながら泥のように床に朽ちましたとさ。
ルネッサ〜ンス!
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