する人。される人。
昨日から都内のライヴハウスでサマソニに出れるバンドのオーディションをしている。
審査するのは我々がお願いしたアーティストの方々で、彼らはアーティストなのでCDセールスに関わらない本物の素晴らしいバンドやユニットを選んでくれる。
審査員はいいとしていざ審査の場を迎えると初めての経験のぼくはみんなよく見えるし、その懸命なパフォーマンスに心打たれて感極まってしまう。
スタッフはみんなそんな心境なのか会場はパフォーマンスごとにスタンディングオベーションの嵐。
審査会場というよりはまるで普段のライヴハウスの営業時間のよう。
ライヴハウスの店長さんが『なごやかな選考会場ですね』とびっくり。
まっこんな型破りでいいのかもしれない。
アーティストに尊敬の念なくして、それでメシを食わせてもらう我々にいいことがあるわけない。
さて本日。
10時から引き続きサマソニオーディションが始まる。
その同時刻でうちの長男の少林寺拳法の演武大会が横浜文化体育館で行われる。
長男は昨日の模擬演舞ではかなりの高得点。
もしかして入賞しちゃうかもしれない。
今日はまずは失敗しないでやって欲しいし、でも彼のこれからの人生を考えると入賞して自信をつけても欲しい。
自分の目の前にバンド、心のどこかに少林寺。
彼らはともに今までやってきた過程とそれを確かめる場所が近づいている。
自分はどちらの場所(アーティストや拳士)、彼らがどういった結果でも両者に最大限のオベーションを捧げたい。
結果は大事。
でもそこから始まった『踏み出した勇気』をいつまでもほめてあげたいから。
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